姉と振り返る過去

帰る実家もないので
このお盆は姉の家に居候をさせてもらっている。
毎年お盆になると周りの子たちは帰る家があるのに
私にはないと思って、それ以来お盆は姉の家に通うようになった。

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幸い姉とは仲が良いので
身内の中では唯一話ができる存在。
姉は私と同じであんな実家には二度と帰りたくないと言っている。

姉も私と同様、あの両親に相当悩みながら成長をしてきた。
そんな姉と話すとき、どうしても実家の両親のことが少し出てくる。
二人共両親の話をするときはとても暗い雰囲気になる。

できれば二人共親とは関わらないで生きていきたいと思っている。
よくどんな親も子供を愛していない親はいないと言うが
それを聞くと悲しい気持ちになる。

いると思う、そうじゃない親も。